ISBN:475771887X コミック 森 薫 エンターブレイン 2004/05/26 ¥651

何の気なしに入った本屋で速攻で買ったもの。

森薫の「エマ」4巻。最新作。

19世紀ビクトリア朝のイギリスを舞台に、財産家だが爵位を持たないジョーンズ家の長男ウイリアムと、ウイリアムの家庭教師だったケリーの家で働いていたメイドのエマの恋物語。

身分違いの恋で、一度は身を退くエマと、諦めて上流社会でジェントリとして生きていこうとするウイリアム。
しかし運命は二人を再会させるのだ、よりにもよってウイリアムの婚約披露パーティで。

文字にすると陳腐なロマンスのような。
でも、読むとどきどきはらはらする。

待ってたんだよお。
本誌買わないから、全く先が読めない。

もともとは絵柄が気に入って購入したのだ。
シンプルな線がうっとりする。
話にはまったのは後。

ビクトリア朝イギリスの物語を描いたもので有名なマンガは坂田靖子さんの「バジル氏の優雅な生活」だと思う。
私の場合、絵柄と話がセットになっているから「バジル氏……」以降、ビクトリア朝イギリスの物語に巡り合えなかった。

楽しみなマンガの一つである。

メイドさん好きな人、ちょっと覗いてみると良いですよ。
メイドの仕事ってすんげえ重労働なんだった。

既刊「エマ(1)〜(3)」
  「シャーリー」(これもメイドもの)
  村上リコさんとの共著で「エマ ビクトリアンガイド」

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