運命は剣を差し出す全3巻 バンダル・アード=ケナードシリーズ

これはAmazonで表紙を見て、発作的に購入した本です。
まあ、ブックレビューを読んでもみたけどさ。

私は、レコードなどでいうジャケ買いをすることがあるのですが、この本もそのうちの一つ。
その証拠にと言ったらなんですが、この作家さんの他のシリーズには今のところ全く食指が動きません。

架空の大陸の、時代を地球で言うならば中世のヨーロッパ。
長く続く国家間戦争の中、重要な位置を占めるようになった傭兵部隊。
話は、患者殺しの濡れ衣を着せられて逃亡中の医師ヴァルベイドが、通りかかった戦場跡で見つけたケガ人を助けるところから始まる。
30歳をいくつも出ていないであろうケガ人は、有名な傭兵部隊、アード=ケナード部隊(バンダル・アード=ケナード)の隊長、ジア・シャリースだった。
ヴァルベイドは、シャリースがバンダルに復帰するまで、それ以降はその時にという約束で彼を護衛に雇う。
まずバンダルに合流しようと、彼らは戦場を移動し始めるが……?

意外なオチはありましたが、面白かったです。
この3巻は、バンダル・アード=ケナードシリーズの第一話というところらしい。
第二話もあるのだということですが、かなり待たなければならないようです。

こうやって、好きな作家が増えていくのは嬉しいのですが。
待つという苦しみも増えていくのですな。



ISBN:4125008337 新書 駒崎 優 中央公論新社 2004/01 ¥945

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