それは5月26日のことであった。
帰宅した私はへなちょこなので、最上階の自宅へエレベーターであがろうとボタンを押した。
最上階で停まっていたエレベーターが降りてくる。
が、2の数字のところで表示が消えた。
以降、ボタンをいくら押しても反応しない。
管理者に連絡をした方がいいのかとも思ったが、事なかれ主義の私は何もせずに階段を休み休み上って自宅に帰り着いた。
珍しくビールで晩酌したせいかうたた寝。
呼び鈴の音で目が覚めたが無視を決め込む。
何故なら私には連絡もなしで呼び鈴を押すような知り合いはいないはずだからだ。
(その前に私が住んでいる所は入り口すら鍵がいる。そんでもってこの集合住宅には知り合いはおらん。)
再度呼び鈴が鳴った。再々度鳴った。
渋々インタホンに出る。
「どなたでしょうか。」
「夜分恐れ入ります。(時計を見たらば午後10時40分)私ども、こちらのエレベーターの修理に参りました九○○力です。修理を終えて出ようといたしましたところ、駐車場の車を傷つけまして、尋ねましたら、そちらさまの自動車らしいので確認のためおいでいただけませんか。ナンバーは○○ー○○なのですが。」
なんですとおおおおお!
あれは営業車なんだぜええ!
慌てて着替えてドアを開けると、作業員が二人立っていた。
名刺を受け取り階下へ降り、駐車場に向かう。
まごうことなき、我が営業車であった。
右のウインカー部分が割れておりましたさ。押し割った模様。バンパーにも傷。
この分だとそうひどくはないけれど、素人目だし、夜だし。
夜分であったので、詳細は翌日のことに。
これは何か?エレベーターが停止したのを知っていたくせに連絡しなかったがための仕返しか?(誰のだ)
因果応報ってわけなのか?
でもここで発生する因果って何の事なんだ!
いや、偶然なんて百万分の一もないってのが私の持論なものだから。

ちなみにメンテナンス頼んでるとこに見積もってもらった金額は。
16万円弱也。
フェンダーも歪んでるし(よくよく見ないとわからないけれど)、バンパーも取り替えて、何より塗装費用が一番高価。
派手に割れたウインカー部分が一番安かった。
いくら修理費が先方持ちでも通用するのだろうか、この金額。
おまけに代車も考えたら、えらい事になるのでは。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索